時代を超えても変わらない、不朽の成功哲学

「すでに私の培った成功の秘訣を君に伝えたが、この私の秘訣を裏付けるために、
さらに万人に共通した成功の哲学を発見する事業を引き受けるつもりはないかね。
それは今後20年間におよぶであろうが、金銭的援助は一切無しでだ。
ただ世界的に傑出した多くの成功者を君に紹介する。 答えはイエスかノーでよい」
実はそれまでもカーネギーは多くの若者にこの話をしていましたが、誰もがその遠大な計画にひるみました。それは今後20年間におよぶであろうが、金銭的援助は一切無しでだ。
ただ世界的に傑出した多くの成功者を君に紹介する。 答えはイエスかノーでよい」
ところがナポレオン・ヒルは、一切の否定的な考えを自分の中から捨て去り、偉大な決断をしました。
それに要した時間はわずかに29秒でした。
ヒルは事業の真の意義と重要性を瞬時に理解し、多くの人々を繁栄と心の平和に導くチャンスをつかんだのです。
※アンドリュー・カーネギー
世界の鉄鋼王と呼ばれた彼は、まさに世界一の大富豪であった。
1848年に移民として、スコットランドからアメリカに渡る。渡米後、父親が事業に失敗したために、13歳のときから、ボイラー・マンや電信会社のメッセンジャー・ボーイなどをして働く。
しかしそうした境遇の中にあって、自ら打ち立てた『成功の黄金律』に従い、向上心に燃え、与えられた以上の仕事を率先して行なった。
そして、その積極性が上司に認められ、鉄道会社の管理局長なども務めるが、生涯における大目標として鉄鋼業に着目する。
種々の事業に関係しながら、鉄鋼事業を展開。自らの持つアイデアと決断力を十二分に駆使することで事業を拡大し、世界の鉄鋼王として揺るぎない地位を占めるに至る。
1901年の鉄鋼大合同により、巨万の富を得た。
以降、自らを世界一の大富豪にした『成功の黄金律』を確固とした体系的なものにし、世界中のどの人々にも活用しうるよう『長期に渡る裏付けと研究』を行うにふさわしい青年を探すため、多くの若者と面接を重ねた。
そしてようやく出会ったナポレオン・ヒルにその夢を委託(1908年)する。
また、晩年は慈善事業に力を注いだカーネギーは、カーネギー財団を設立した他、カーネギー・ホール等を建設。
さらに2,811もの公共図書館や、多くの公共施設を自己資金のなかから寄付をして作り上げ、国際社会に大きく貢献した。

20年の歳月と、500余名の著名な成功者たちの協力を得て、1928年、『ナポレオン・ヒル・プログラム』は完成しました。
その協力者には、ヘンリー・フォードをはじめ、トーマス・エジソン、ライト兄弟、グラハム・ベルなどのそうそうたる成功者が名を連ねています。
【カーネギーの成功ノウハウを活用した人たち(※一部抜粋)】
トーマス・エジソン(世界的発明家)、ヘンリー・フォード(自動車大量生産のパイオニア)、セオドア・ルーズベルト(アメリカ第26代大統領)、 ジョージ・イーストマン(イーストマン・コダック社創業者)、ウィルバー・ライト(飛行機の発明家、弟と共に成功させた)、 キング・ジレット(安全カミソリの発明がきっかっけで巨大企業の礎を築く)、ジョン・D・ロックフェラー(スタンダード・オイル社の創立者)、 ウッドロー・ウィルスン(アメリカ第28代大統領)、アレクサンダー・グラハム・ベル(電話の発明者)
トーマス・エジソン(世界的発明家)、ヘンリー・フォード(自動車大量生産のパイオニア)、セオドア・ルーズベルト(アメリカ第26代大統領)、 ジョージ・イーストマン(イーストマン・コダック社創業者)、ウィルバー・ライト(飛行機の発明家、弟と共に成功させた)、 キング・ジレット(安全カミソリの発明がきっかっけで巨大企業の礎を築く)、ジョン・D・ロックフェラー(スタンダード・オイル社の創立者)、 ウッドロー・ウィルスン(アメリカ第28代大統領)、アレクサンダー・グラハム・ベル(電話の発明者)
カーネギーとの約束からちょうど20年後、ナポレオン・ヒルはついに成功プログラムを完成させました。
書籍は3000万部を超えるベストセラーとなり、この研究によって博士号を取得したヒル博士は、成功プログラムの普及を事業化し、たちまち大富豪の仲間入りを果たしました。
成功哲学の体系化だけではなく、彼自身、その哲学の体現者となったのです。
そして一方では、ウッドロー・ウィルスン大統領の広報担当補佐官、フランクリン・ルーズベルト大統領の顧問官にも就任。
その才能をいかんなく発揮しました。
ルーズベルト大統領がラジオを通じて行なっていた炉辺談話の――なかでも、今なお語り草になっている名言――
「われわれは恐怖以外に何も恐れるものはない」という演説の草稿も、ヒル博士の手によるものでした。

■ビジネス系
ウォリー・エイモス(チョコレート・チップ・クッキー社創立者)、トム・モナハン(ドミノ・ピザ創業者)、 トラメル・クロウ(トラメル・クロウ不動産創業者)、デルフォード・M・スミス(エバーグリーン・インターナショナル航空会社創立者)、 ドナルド・R・キーオ(コカ・コーラ元社長兼COO)、テッド・ターナー(CNN創業者)、アーサー・E・バートレット(センチュリー21不動産会社創業者)、 A・N・プリツカー(ハイアット・ホテルグループ創立者)、メアリー・ケイ・アッシュ(メアリー・ケイ化粧品創立者)、 リー・A・アイアコッカ(クライスラー社元会長)
■学者・政治家・その他
ベンジャミン・F・ペートン(タスキジー大学理事長)、ミカエル・デ・バーケイ(医学博士)、オーランド・バティスタ(科学者・発明家)、 ドナ・ストーン・ペスチ(幼児虐待防止協会創立者)、ストロム・サーモンド(元サウスカロライナ州選出連邦上院議員)、 ジェニングス・ランドルフ(ウェストバージニア州選出連邦上院議員)、ヴァン・クライバーン(国際的ピアニスト)
■教育系
アール・ナイチンゲール(ナイチンゲール・コナント社元会長)、ロバート・H・シュラー(牧師)、ノーマン・V・ピール(社会教育家)

当時人々から熱狂的な支持を得て、多くのアメリカン・ドリームを生み出すことになります。
その中には当時世界有数の特殊損害保険会社エイオン・コーポレーションの会長で大富豪でもあった W・クレメント・ストーンもいました。
このストーンが1952年、ヒル博士のもとを訪れました。
すでに現役を退いていたヒル博士に、自身の体験に基づく新理論を交えたプログラムの改訂を提案したのです。 そして、ヒル博士の長年の研究にストーンの情熱と信念が加わり、成功哲学はより洗練されたものに生まれ変わりました。
新たに2,000余人の成功者の協力を得て、ついに1988年、最新版の『ナポレオン・ヒル・プログラム』が 完成したのです。実に80年に及ぶ密度の高い研究と実証の歴史に裏付けられた、より完璧で普遍的な成功プログラムの誕生でした。

日本においては、かねてから脳力開発事業を展開していた田中孝顕(株式会社エス・エス・アイ創立者)が、1988年に「ナポレオン・ヒル財団日本リソーセス」を設立。
2002年には「ナポレオン・ヒル財団アジア/太平洋本部」として認定され、『ナポレオン・ヒル・プログラム』の 紹介・普及活動に努めています。
本国アメリカでは、パーデュー大学(ノーベル化学賞や物理学賞受賞者を輩出している有名校)をはじめとする数々の大学で カリキュラムが編成され、ヒル博士が生まれたバージニア州では1998年に「ナポレオン・ヒル・デー」が設けられました。
アンドリュー・カーネギーにはじまり、ナポレオン・ヒル博士、W・クレメント・ストーンへと引き継がれた成功哲学。
この哲学を受け継ぐのはあなたです。